序章

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すると、フワッと聖書が浮き自分の胸の周りが青白く光る。 「っ…」 俺たちの事を全く知らない奴が見れば驚くその光景。 聖書も青白く光り俺の体に近づく。するとすぐに体の中へ入る。 「くっ…」 少しだけ胸、心臓が熱くなるがほんの一瞬で終わる。 「――ハァ…」 月「おつかれさまです」 「おう!」 ニコッと月村に向かって笑顔を向ける。 心臓のあたりに手を当て呟く。 「俺は……生きるんだ」 月「はい」 ――序章 おわり――
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