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手紙を読んだ日から一番近い10がつく午前0時の時、マティルは書斎で風鈴が動くか待っていた しかし、午前0時を回っても風鈴は全く動かなかった。 その日、マティルは数時間、風鈴を見つめていたが結局、風鈴が鳴ることはなかった。 遅かったのかと自分を問いつめていたが、気を落とすのをやめ、マティルは博士に任された『死』についての答えを出す事を心に決めた。
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