2人が本棚に入れています
本棚に追加
トーマス博士には唯一、マティルと言う名の助手がいた。
彼はとても勤勉であり、トーマス博士は我が子ように可愛がっていた。
曇り空の日の事であった
朝、マティルは何時ものように研究所へ行った。
研究所に着きドアをノックして、博士の名を呼ぶが博士が出てこない。
何時もなら、二つ返事で出てくるはずだが、この日は妙な静けさがあった。
マティルは博士がまだ寝ているのだと思い、もう何回か博士を呼んだが返事がない。
最初のコメントを投稿しよう!