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「ああ」
冷たいと優子は思った。
なんでこんなに冷たいんだろうと、別に男性の性格について言っているわけではなく体温について言ったのだった。そして音楽室を出た。最後は理科室だった。理科室と言えば人体模型にガイコツ。そして理科室のドアを開けた。すると、もう10年もたっているというのに薬品の匂いがしてきた。正直、臭い。修は自分の鼻をつまんでいた。理科室にはガイコツや人体模型があった。
「また思い出したんだが。この理科室には夜になると。硫酸を顔にかぶり
大火傷を負った男の子の霊が出るんだってさあ。」
え!!!!!!!それはかなり怖いじゃんと修は思っていた。確かに
「とりあえず、黒板に目印を」
そして目印をつけた。理科室から出ようとすると男の子のうめき声が聞こえてきた。
「何!?この声!?」
と思いながら3人が辺りを見渡すとカーテンから半分体を見せている男の子の姿がそしてゆっくり、男の子はカーテンから体を見せてきた。修達は男の子の顔を見た後、急いで出て行った。すると突然、優子が立ち止まった。
「どうしたんだよ?優子!!!!!」
「あそこ!あそこ見て!」
優子はある絵を指差した。
「これってモナリザ。さっきはなかったよね?」
「へっ!?」
って修が絵を見ると、その瞬間。モナリザは不気味に笑っていた。
「うわあ!!!!!!」
と二人は叫びながら急いで階段を降りて外に出た。すると夏美は
「あんたら遅すぎる!いったい何分、肝だめしやってんの!」
「いや、実はさあ。中にいたお兄さんに」
二人は男性がいないことに気がついた。
「あれ?おかしいなあ。どこに行ったんだろ」
すると和馬は
「次は俺と久の番だなあ」
そして和馬と久は校舎に入った。その時、二人の目の前に女の子がしかもなんと体が浮いていた
「一緒に遊ぼう!!!」
女の子は可愛らしい笑顔で言った
「うわあ!!!!!」
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