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んじゃ?」
「するよ!だってこれって。部屋にバナナのイラストかバナナがあればいいんでしょ?」
「そうなんだ」
「よし!今晩、試してみよう!!!!!」
そして智子は掃除用具を戻しに行った。この時、本気で止めていればあんな悲劇は生まれなかったはずなのに。
次の日のことだった。
「おはよう!智子!さっちゃん出た?」
「いや出なかった」
ただの噂だったんだと私は思っていたが
「だから今日も、試してみようと思っているんだ」
「本気!?」
「うん!絶対にさっちゃんの正体を見るんだから」
そして次の日にて
「さっちゃん現れた?」
「また出てこなかった…」
そして次の日で3日目
「さっちゃん出た?」
「…出た」
「え!?」
私はまたまた絶対からかっているんだと思ったが
「出たのよ!夢の中に!怖い顔をした女の子が鎌を持っていて、すぐ消えちゃったんだけど」
智子はかなり怯えているようだった
「バナナは?」
「忘れてた」
すると隣の席の男の子が
「お前。まさか。さっちゃんの噂試したのか?」
「うっうん。」
智子は答えた
「それかなりやばいぞ!さっちゃんはなあー最初の2日間は出てこなくて。3日目の夜、バナナの絵やバナナ
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