第9夜 お客

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ある休日のことだった。私が一人、家で留守番をしていると。突然、チャイムが。私がドアを開けると誰もいないようだった。 「何?ただの悪戯?」 その時はとくに気にもとめていなかったけれど、そして昼間。私がテレビを見ているとまたチャイムが 「はーい」 と言いながら私がドアを開けると誰もいないようだった。 「また悪戯か」 そしてこの時もまだ気にはとめていなかった。 そして夕方、夕食を食べているとまたチャイムがそしてドアを開けるとまた誰もいなかった。 「もう最悪!」 そして自分の部屋へむかった。勉強をはじめた。するとまたチャイムが、もう知らないと無視をしていると何度もチャイムが鳴った。 「絶対バカにしてる」 と呟きながらドアを開けるとやはり今度も誰もいないようだった。 そして私は自分の部屋へ戻った。深夜2時ごろ。私が眠っていると、チャイムが 「…?」 私は時計を見た。時計の針は2時をさしていた。 「こんな時間にまた悪戯?」 私は下に降りて行った。そしてドアを開けるとやはり誰もいないようだった。私がドアを閉めようとした瞬間。誰かに手を掴まれたような感じがした。私が手元を見ると何もないようだった。 「意味わからない」 そして鍵を閉め部屋にあがった。2階に行く前にトイレをすませ。洗面所で手を洗っていると何か気配を感じた。振り向くと何もないようだった。 「なんか、変」 私は急に怖くなり急いで2階へむかった。そして急いでベッドに入った。すると 「クスクスクスクスクスクスクスクス」 と男の子の笑い声が部屋中で響いてきた。 「なっ何!?」 私は耳をふさいだが。だんだん笑い声は大きくなりまるですぐそばから聞こえてくるようだった。私が寝返りをうつと私の隣に怖い顔をした男の子が 「いやあ!!!!!」 私が悲鳴をあげた後、男の子の姿はどこにもなかった。
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