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僕の名前は秋人。ある日友人の叶多に放課後、図書室に誘われ一緒に行くことになりました。
「そういえば、知ってる?あの図書室には地下倉庫みたいな場所があってそこにはもう何年も読まれていない本がたくさんあるんだって」
「でもその地下倉庫って立ち入り禁止のはずだよ?」
叶多は小さなためいきをつきながら
「そんなの関係ないって。行こうよ」
叶多の強引さにはなれていた僕なので、叶多の言うとおりに図書室にある地下倉庫へむかいました。
「もう、そろそろ下校時間なんじゃ」
僕は図書室にある時計を見ながら、叶多に話しかけました。
「そんなことより。確かここらへんにドアが」
叶多は何かを探しているようだった
「お!あったあった!秋人、こっちに来て」
叶多は僕の腕を掴んだ
「あのドアだよ」
目の前にはかなり古びたドアが
「鍵しまってるんじゃないの?」
「いや、開いているみたいだよ」
叶多はドアを開けた。中はかなり薄暗かった。
「ドア開けたままにしとこう?」
「うん。」
ドサ。そばで鈍い音が。なんだと思っていると。棚から一冊の本が落ちていた。
「なんだ?この本?表紙が真っ赤だ」
叶多は本を拾った。本の名前は
「未来
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