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本?ちょっと見てみようよ」
そう言いながら叶多は本を開いた
すると最初のページになんと叶多の写真が。
「なっなんだ。これ。月島叶多。僕のフルネームだ。」
ページをめくりながら
「月島叶多は○月○日、○時○分に。…!交通事故にあい○時○分に死亡」
叶多は
「うわあ!!!!!!!」
と叫びながら壁に本を投げ付けた。
「○月○日って今日の日付じゃ?」
「じゃあ、僕。死ぬの?あの本に書いてあったとおりに」
叶多はかなり怯えていた。
「大丈夫?…!!!叶多!あれを見て」
叶多が僕が指差した方を見ると壁のそばに落ちている本から血が溢れ出てきた。
「はっ早くここから出よう」
叶多はパニック状態だった。ギイバタン。僕らがドアの方を見るといつのまにかドアは閉まっているようだった。
「早く出よう」
叶多がドアの取っ手に触れるとなぜか開かないようだった。
「どうしたの?」
「鍵が閉められているみたいで、開かないんだ」
は!?と僕らは思った。
「いったい誰が閉めたんだ。さっきまで開いていたいたし。」
すると
「誰か誰か開けてください!!!!!!」
叶多は激しくドアを叩いた。僕も一緒に何度もドアを叩いた。数分後、僕
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