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すると
「一緒に遊ぼう」
と人形は声を出した。
「私、これ買おう。」
そして帰り道にて。
「あ。私、用事思い出しちゃった」
加奈子はそう言いながら先に歩き出した。
「あ!加奈子!人形忘れてるよ?」
「え!」
ちなみに加奈子はなぜか車道にいた。
その瞬間。突然、トラックが加奈子にぶつかってきた。キュードカン。…病院にて、加奈子は即死だった。まさか、死んじゃうなんて。そして私の手元には人形が入っている箱があった。そしてその晩。私は自分の机の上に人形を置いた。
「…やっぱりなんかこの人形。怖いなあ」
私は人形の背中を見た
「そういえば、これって。電池とか入っているのかなあ?」
数分後、私は電池が入ってそうな袋を発見した。
そして袋を見ると。電池のようなものは何も入っていないようだった。
「…どうゆうこと!?」
背中を押すとやはり
「一緒に遊ぼう」
という声が私は急に寒気がしてベッドに戻った。すると机の上においてある人形が私の方をむいていた。
「あれ!?おかしいなあ」
すると
「私、さっちゃん。一緒に遊ぼう」
背中のボタンを押していないのに勝手にしゃべりだした。私は思わず起き上がった。
「私、さっちゃん。一緒に遊ぼう」
「さっちゃん」
「一緒に遊ぼう」
私は急に怖くなり人形を床に投げ付けた。すると
「痛い、痛いよ!」
人形が悲鳴をあげていた。今度は人形を窓から外に投げ捨ててしまった。
「私…さっちゃん…一緒に遊ぼう…」
「!!!!」
人形の体から血のようなものが流れてきた。次の日、外に出ると人形の姿はどこにもなかった。あの人形はもしかして、呪いの人形だったのでしょうか。
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