第16夜 ピエロ

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突然、誰かの叫び声が 「おい!あれ!見ろ!」 目の前には、行方不明になった男の子が宙に浮いていた。そして男の子の背中にピエロが抱き着いていた。 「ぴっピエロ」 どうやら健斗達にもピエロが見えているようだった。 『さあ!こいつには死んでもらう』 ピエロはナイフを取り出した。 「何する気だ?」 『殺すんだよ』 そしてナイフで男の子の胸を刺し続けた。 「ぎゃあ!!!」 胸には10箇所ぐらいの傷跡ができた。そしてピエロは男の子を床に落とした。グチャと鈍い音がし奇妙な格好をしてその場で死んでいた。 「おい!お前!ピエロ!降りて来い!」 祐一郎と健斗はついに切れた。 「お前のやり方は許せない!さしで勝負しろ!」 ケンカしたい気分のようだった。 『勝負!?いいだろ』 突然、ピエロは分身の術みたいなものを使った。目の前には3人のピエロが 「なんだよ。これ」 『ショーの次はゲームだ。本物の俺を当てるゲーム』
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