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突然、誰かの叫び声が
「おい!あれ!見ろ!」
目の前には、行方不明になった男の子が宙に浮いていた。そして男の子の背中にピエロが抱き着いていた。
「ぴっピエロ」
どうやら健斗達にもピエロが見えているようだった。
『さあ!こいつには死んでもらう』
ピエロはナイフを取り出した。
「何する気だ?」
『殺すんだよ』
そしてナイフで男の子の胸を刺し続けた。
「ぎゃあ!!!」
胸には10箇所ぐらいの傷跡ができた。そしてピエロは男の子を床に落とした。グチャと鈍い音がし奇妙な格好をしてその場で死んでいた。
「おい!お前!ピエロ!降りて来い!」
祐一郎と健斗はついに切れた。
「お前のやり方は許せない!さしで勝負しろ!」
ケンカしたい気分のようだった。
『勝負!?いいだろ』
突然、ピエロは分身の術みたいなものを使った。目の前には3人のピエロが
「なんだよ。これ」
『ショーの次はゲームだ。本物の俺を当てるゲーム』
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