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祐一郎の顔が血で真っ赤にそめられていた
『これでペナルティーは終わりだ。じゃあなあ』
ピエロはその場で消えてしまった。
次の日。祐一郎は入院した。放課後、私達は祐一郎が入院している病院へむかった。
「祐一郎。いったい何が?」
祐一郎の顔には包帯がまかれていた。
「どうしたんだよ?その包帯?」
「ピエロが…ピエロが」
ピエロ
「ピエロが言っていたペナルティーってこのことだったのか」
健斗は呟いた。
「次はお前だよ。健斗。ペナルティーをやられるのは」
祐一郎は健斗を指差した。その晩、健斗は風呂に入っていた
「次は俺か」
するとぶくぶくと泡が
『俺が怖いか?』
「この声はピエロ?」
『お前にもペナルティーを与えてやるよ』
湯舟の中から、ピエロが現れた。
「!!!!!」
『面白い遊びしようぜ』
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