第16夜 ピエロ

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ペナルティー…って 「ペナルティーは、ハズレた二人だけに与えるんでしょう?」 ピエロは一瞬黙ったが 『気分が変わった。だが、まぬがれたかったら。明日の晩。テントに来い。』 「テント」 『約束だぞ』 ピエロの姿は消えてしまった。 明日の晩。私は健斗と一緒きピエロとの約束どおりに。テントの前に来た。 「さあ、入ろうぜ」 「うん」 私達はテントの中に入った。中は真っ暗で何も見えなかった。 「ピエロはいったいどこにいるんだ」 『クックックックックックックックックックッ』 突然、ピエロの不気味な笑い声が。私達はあたりを見たが。ピエロの姿はどこにもないようだった。 『クックックックックックックックッ』 ピエロの笑い声がテント内で響き渡った。 「おい!あれ見ろ」 奥の方に大鏡が。 「昨日はあんな大鏡なかったのになあ」
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