114人が本棚に入れています
本棚に追加
ペナルティー…って
「ペナルティーは、ハズレた二人だけに与えるんでしょう?」
ピエロは一瞬黙ったが
『気分が変わった。だが、まぬがれたかったら。明日の晩。テントに来い。』
「テント」
『約束だぞ』
ピエロの姿は消えてしまった。
明日の晩。私は健斗と一緒きピエロとの約束どおりに。テントの前に来た。
「さあ、入ろうぜ」
「うん」
私達はテントの中に入った。中は真っ暗で何も見えなかった。
「ピエロはいったいどこにいるんだ」
『クックックックックックックックックックッ』
突然、ピエロの不気味な笑い声が。私達はあたりを見たが。ピエロの姿はどこにもないようだった。
『クックックックックックックックッ』
ピエロの笑い声がテント内で響き渡った。
「おい!あれ見ろ」
奥の方に大鏡が。
「昨日はあんな大鏡なかったのになあ」
最初のコメントを投稿しよう!