第16夜 ピエロ

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「待て!こら!」 2人の団員が青年を追い掛けた。そして青年は入口の外で団員から無理矢理、体を掴まれその場で転んだ。両腕両足を掴まれ動けない状態になった。 「たっ助けて」 「クックックックックックックックックックッ」 団員の不気味な笑い声が 「うっ…やめ…ろ。やめ…」 「なんだ?」 団員は青年の髪を掴んだ。 「やめろって言ってんだよ!!!!!!!」 青年はそばにあった棒きれを掴んで、髪を引っ張っていた団員の頭を殴った。二人は青年の体から離れた。青年は立ち上がり棒きれなどで何度も殴った。 「死ね。お前ら、みんな。死んでしまえ!!!!!!!!!!!!」 数分後、二人の団員は血まみれで死んでおり。まわりは血の海化していた。 テントから団長と団員が出てきた。 「まさか、これ。お前がやったのか。」 「ああ、お前らも全員殺してやる。」 すると映像のようなものが消えた。 鏡にはまた、ピエロがうつった。 「これってピエロの過去」 「結構辛い目にあったんだ」
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