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「え!?どこ!?」
…見えていない。どうやら、私以外の部員には見えていないようでした。
「…」
すると突然柏木先輩の姿が消えてしまった。私や唯を含め数人の部員がプールに飛び込みました。そしてなんとか助けることができました。
「ハアハア」
とりあえず床に先輩を寝かせました。
「先輩、大丈夫ですか?」
「ハアハア…あいつは死んだはずなのに。なんで、あんな。私、あいつに殺される!絶対、殺される!」
先輩は叫びながら私に抱き着いた。
(殺される!?っていったいどうゆうこと!?)
約1時間後、先輩に話を聞いてみるとにしました。もちろん、浅野さんのことです。
「あのお、先輩と浅野さんは親しい関係だったのですか?」
「私…浅野さんのことを虐めていた一人なの。彼女が自殺したのも。私のせい」
先輩の体はかなり震えていた。
「私、先輩のこと浅野さんから守ります。」
「なんで、私なんかのミカタなんか」
「確かに先輩は浅野さんに酷いことをしました。けれどやっぱり自殺なんていけないことです。だから先輩はあまり気にやまないでください」
「ありがとう」
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