第20夜 殺害現場

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「へっへぇーそうなんだ」 「ただ幽霊が出るだけよりも怖いと思わない?」 「うっうん」 僕は怖くて紺野の顔さえ見れない状況に陥った 「ほら。足止まってるわよ?先を行きましょう」 「うっうん」 すると上の方から誰かの足音が 「僕らの足音じゃないよねぇ?」 「じゃあ。いったい誰が」 すると明かりが、目の前には昼間会った若い男が。懐中電灯で僕らを照らしていた。 「お前ら。なんでここに?」 「あなたこそ。もしかして、お医さん?」 「えっ?」 「ここ、廃墟病院だし。昔、ここで働いていたとか?」 「それはないよ。それじゃ俺はこれで」 男は立ち去っていった。 「‥」 「怪しい男だなぁ」 「そうね」 紺野は黙って男性を見つめていた 「さぁ行こう」 「うん」 そして数分後 「なんにもないね」 「そうね。」 「確かに不気味だけどぉ。ぜんぜん‥そこまで怖くないね」 ‥。紺野は黙ったままだった
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