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「へっへぇーそうなんだ」
「ただ幽霊が出るだけよりも怖いと思わない?」
「うっうん」
僕は怖くて紺野の顔さえ見れない状況に陥った
「ほら。足止まってるわよ?先を行きましょう」
「うっうん」
すると上の方から誰かの足音が
「僕らの足音じゃないよねぇ?」
「じゃあ。いったい誰が」
すると明かりが、目の前には昼間会った若い男が。懐中電灯で僕らを照らしていた。
「お前ら。なんでここに?」
「あなたこそ。もしかして、お医さん?」
「えっ?」
「ここ、廃墟病院だし。昔、ここで働いていたとか?」
「それはないよ。それじゃ俺はこれで」
男は立ち去っていった。
「‥」
「怪しい男だなぁ」
「そうね」
紺野は黙って男性を見つめていた
「さぁ行こう」
「うん」
そして数分後
「なんにもないね」
「そうね。」
「確かに不気味だけどぉ。ぜんぜん‥そこまで怖くないね」
‥。紺野は黙ったままだった
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