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その瞬間。穴の外から眩しい光が。
「こら!!君たちこんなところで何をやっているんだ」
目の前には2人の警察官が。
「実は、あれあの人いない」
気がつくと、先ほどまでナイスをふりかざそうとしていた女性がいなくなっていた。
「さっき!ナイフを持った女が」
いなくなってる。どうして?
「最初から君たちしかいなかったぞ」
変なの。そうだ!
「あっねぇ!奥に女性の死体が」
「何?すぐに案内してくれ」
そして僕らは奥まで案内した。
「死体なんかじゃないか」
「確かにあったんだ。」
おかしいな。消えてるなんて。
「夢でも見たんじゃないか?さぁ。帰ろう。雨もやんでるみたいだし。親御さんに連絡して迎えに来てもらおう?」
そして僕らは山を降りた。
「そういえば、あの穴。誰が掘ったんだろうな」
警察官は不思議そうな顔つきで呟いた。
「どうゆうこと?」
「数年前に、あの山の奥地の穴で殺人事件があったんだ」
話しによると、数年前に、あの山の奥地のそう、僕らが来たあのあたりで殺人事件があったそうだ。犯人は穴の奥で殺した女性を埋め、その日は大雨でがけ崩れにあい犯人は入り口を塞がれ、発見後、息絶えた犯人が見つかったそうだ。
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