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「やっぱりお前が街喰らいなのか。……なんで、あの平和な街を」 果樹園。 四十年前。 ……間違いない。 この少年が、街喰らいが、あの日私の全てを奪ったんだ。 気付かれぬように腰元の銃を確認する。 化け物を殺す為の強力な武器。 まさか、こんな子供に使うことになってしまうなんて。 「なんでって、ねぇ」 少年は笑った。
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