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今日ものんびりとお散歩。
目的地が決まらないまま
休日デート。
地元をブラブラして、
いつもの大通りを
歩いていた。
商店街を抜けた一歩目で
気づいた。
あ。
あそこに行きたいんだ、
って。
住宅街にポツリポツリとある
お店を覘きながら、
隣町へ。
無目的に見えて、
確実に彼の足は
行きたい場所へ向かっていた。
そのお店に
かなり近づいたところで
彼に言われた。
「やっぱここまで来たら
あそこに寄らなきゃね~」
と。
「分かってたよ」と言うと、
驚く彼。
そりゃ分かりますよ。
この間も「行きたいなぁ」って
言ってたし。
さっき商店街を抜けた時点で
気づいたって言ったら、
さらに
びっくりするんだろうな。
大好きな人のことですから
憶えてますとも。
あなたの喜ぶ顔が見たい。
笑顔を見ていたい。
これからもずっと
ずっと
ずっと
それで、
あなたも同じ想いだといいな。
きっと、そうだといいな。
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