平凡な毎日くだらない世界

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悪い夢を見た。こんな日は、学校に行きたくない。 何て、夢の所為にしてみる。毎日思っているくせに。 ゆっくり目を開け、朝から煩く鳴り響くアラームを止め暖房のスイッチを入れる。 階段を新ただしく降りて行く音がする。きっと、母さんが寝坊したんだろう。今日は昼飯、買わないといけないなぁ。 何てあまり働かない頭で無駄に考えながらカーテンから覗く空を見上げる。あぁ眩しい。 やっぱり、学校行きたくねぇな。もう、夢の内容何て覚えてないのだけれども。 「ふはぁぁァ。んっ」 起き上がって軽く背伸びする。 よかった、部屋がもう暖まってる。冬は嫌いだ。早く夏になればいいのに。 制服に素早く着替えて、背中と腹に2つもカイロを張り部屋を出る。 「さむ、」 階段までコーヒーの匂いがしてる。
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