繰り返し続けて…

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そしてまた 八月15日がやってきた… 少女が歩道に身を乗り出したのを押しのけたと同時に トラックが直撃した 軋む体と赤い血が君の瞳の色と合わさり 日の光に反射している つまらなそうな顔をする 喪服の男に 『ざまぁ見ろよ…』 と笑って言ってやった ここで僕の短くて長い人生が終わった…
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