『悪夢の始まり』

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
八月15日 僕は  同級生の女の子と公園で出会った… 別に急ぐようも無かったし、やる事も無いのが正直な話である… 木陰にあるベンチに腰掛けた少女は黒い猫を抱えていた その猫はやけに口が大きく ニヤけて居るようにも見えた… 少女は唐突に…。 『夏は嫌いかな…』 とその黒い猫を撫でながら呟いた… それから…  少しすると猫は少女の膝から降り 信号が点滅しているのにも関わらず歩道を渡ろうとした
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!