始まりの朝

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『ふぁ~よく寝た』 よしっと言いながら俺はベッドから飛び降りた 俺の名前は星神聖夜(ホシガミセイヤ)高校1年生の普通の男子 『いや今日の寝癖も相変わらずひどいな』 鏡を見ながらそんなことを呟く毎日を送っています 毎日学校に行き、学校の友達と喋り、学校が終われば家に帰り、適当にやることを済まして寝る…こんな毎日変わらない平凡な人生を送っています 「「ブゥーブゥーブゥー」」 『こんな日曜日の朝早くから誰からメールだろ』 俺は何気なく携帯を取りメールを開いた 『ゲームをしませんか?優勝者には賞金一億円さしあげます。ただし負ければ…』 なんだこれ?嫌がらせメールか? どうせまた嫌がらせメールかと思い携帯を閉じて鏡を見ようとした 「「ブゥーブゥーブゥー」」 『今度は誰からだよ』 俺は再びメールを開けるとそこには 『今貴方は先程のメールを嫌がらせメールだと思いましたよね……星神聖夜さん?』 なんでこいつ俺の名前を知ってんだ?? その下にも続きのメールがあったので俺はスライドをさせていった 『貴方はゲームの参加者に選ばれたのです。貴方は今は独り暮らしでマンションを借りていて母親と父親は他界してしまっていますよね?』 『な…なんで俺の個人情報を知ってるんだ……』 そう俺は今は独り暮らし、このメールの通り両親共に事故で亡くなって以来生活保護を受けながらマンションを借りている
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