三成が、風邪…?

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そう言って無理矢理入ってくる家康に一発蹴りを喰らわせてから、リビングに通した。 「流石ワシの三成心が広い「どこがだ。」……」 「お茶飲むだろ?」 立ち上がろうとすると家康に引き留められた。 「三成は病人だ!ワシがやる!!」 少々不安だが体が怠くて言うことが聞かないため、素直に家康に頼んだ。 その前に家康は客人だ。それなのに私は…… 自分と葛藤していると湯飲みを乗せた御盆を持った家康が戻ってきたのであった。 「悪い。」 謝ると家康は眩しい笑顔で大したことない、とかえしてくれた。全く、甘い奴だ。 「しかし三成、病院には行ったか?ちゃんと薬は貰って飲まないと治らんぞ?」 「薬など気分で充分だ。あんな苦いもの飲むか。」 家康にベッドに戻された。家康はベッドに座り私の頭をなでている。 「確かにそうかもしれぬが、三成は栄養が足りてないからな。今度ここで元親よんで鍋パーティーでもどうだ?」 名案!のように語るが、貴様この家を集会所とでも勘違いしてないか。 「やめろ。近所迷惑になる。」
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