17歳の恋

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「鳥取ってやっぱり狭いなぁ。誰が何処で見てるか分からん」 「まぁ。仕方ないんじゃない?遊ぶとこも少ないし。でもあんなに仲が良さそうだったのに意外やね」 「うーん。幸せっちゃぁ幸せだったけど…二人しか分からない問題も色々あるやん!?」 「あー。それ分かる気がする」 「みどりちゃんは彼氏は??」 いないっていう返事を期待しながら聞いてみた。すると… 「微妙…いるっちゃぁいる(笑)」 「また曖昧やな(笑)」 そんな会話をしてたら。バスが僕らの停留所の名前を告げる。 「あ、着いちゃったか。もし、あれだったら家も近いし…てか見えてるし(笑)またゆっくり話そうよ」 「そうだね!」 「じゃぁ…番号聞いてもいい?」 どんな恋愛をしても女の子に電話番号を聞くことは全然慣れない… 実は奥手だったりする(笑) だって、なんだかんだで断られたら恥ずかしいじゃん。理由をゴチャゴチャ言われて(笑) 「いいよ!」 そんな心配は無用でみどりちゃんの番号をゲットした! なんか少し変わるかも!?って勝手に思った。 明日から楽しみが一つ増えた。 それだけでも大きな進歩だ。
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