17歳の恋

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その日の夜… 少し緊張しながら電話をかけてみた。 3コールほどして、みどりちゃんが電話に出た。 「もしもし。」 「あ、みどりちゃん?分かる!?」 「分かるよ!どうしたの?」 「いや、なんか声が聞きたくてさ」 「ふーん。私の声が聞きたかったの?それとも女の子だったら誰でも良かった?(笑)」 「いやいや、みどりちゃんが良かったからかけたんやで」 「ほんとにー?」 「ほんとほんと」 みどりちゃんとの会話は楽しくて久々に楽しい時間を過ごした。 話してるうちに凄く会いたくなってきた。 そうして俺はみどりちゃんにこう言った。 「みどりちゃん、今話してて思ったけど…家近いしどっちかの家で話す?親同士も仲いいから大丈夫じゃない?」 俺はなんてことを言ってしまったんだろう… いくら前から知ってるとはいえ、一応、男と女。良い返事がもらえるとは思ってなかった。
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