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右足のふくらはぎは何者かによって喰いちぎられ、白い骨らしきものが見えている。
思わず目をさらしたくなるような凄まじい傷に鳥肌を立てるが、バッドを握り締める拳に力を入れた。
「来るな!来たらバットでお前を殺す!」
しかし、郵便配達員は聞こえていない様子で一切止まろうとしない。
俺はいつもの半分の力で、横腹めがけバットを振った。
普通の人なら激痛で立っていられないはずだが、こいつはビクともしていない!
俺は今度は腰めがけ振ったがまたもさっきと同じ反応を見せた。
もうあそこしかない!俺は骨が剥き出しになったところに全力でバットを振った。
『グシャッ!』
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