一回目 嫌なバースデー

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恵実(えみ)6歳(娘) 実辻朗(みつじろう)30歳(父 ) 恵(めぐみ)28歳(母) 恵実「まだ、遊ぶ~」 実辻朗「今日からお前は6歳だろ。」 恵実「うぅ…」 恵「えみの為に買って置いたバースデープレゼントがあるの!」 恵実「何々」 ドーン 恵実「わぁーおーきい!」 ジャン 恵実「カゴ?」 恵「そう貴方は今日からペットだからね!」 恵実「?」 実辻朗「そこがえみの寝室、勉強部屋だ」 恵実「たしかに、もうすぐ小学生だから自分の部屋が欲しいって言ったけど。」 恵「自分で言ったでしょう(部屋)が欲しいって。」 恵実「だけど…」 実辻朗「どうした…嬉しくて声も出ないか!ハハッ」 恵「後おさんぽ用のヒモを…躾用の…」 恵実「イヤーこんなのお誕生じゃない~」 パチッ 恵実「夢?」 恵実「だよねハハッ」 恵「お誕生プレゼントがあるの。」 恵実「(ドキドキ)なぁに」 恵「はいっ」 恵実「心の声・良かった小さい(ホッ)」 恵実「中身、中身、くっ首輪。」 恵「何言ってんの?」 恵「それは『チョーカー』首に巻くおリボンよ!」 恵実「ホッ」 実辻朗「後もう一つプレゼントが…」 ドンッ 恵実「カッカゴ」 ギャー ダダダッ 実辻朗「あれっ?犬嫌いだったっけ?」 ~End~
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