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秋。 PM6:32。 決まった時間に滑り込む電車。 変わらない町並み。 綺麗な天使の輪がかかる髪。 少し冷めた風がその髪を揺らす横で 君はいつでも変わらない顔。 彼女にしか見せないであろう、 優しい微笑みを 1度でいいから見てみたかった。 距離。 同じ車両。 君の目に私は 1度でも映りましたか。
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