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「まっこーとっ！なーに考えてるの！？あ！分かった！エロいことだ☆」
………ウザいのが来た。
「ドチラサマデショウカ。」
「あっは！真琴の十八番(おはこ)、他人行儀の棒読みだ！」
「十八番じゃねぇよ。
てかお前以外に使わねーよ」
「え…。それって俺を特別に想ってる…って事…？」
「あー、そだな。此処まで純粋な殺意が浮かぶのはお前だけだ。」
コイツ――佐獏響(ｻﾊﾞｸ ﾋﾋﾞｷ)は僕の幼馴染みだ。
一言で表すとウゼェ。ＫＹとかＣＫＹとか、軽く超越しちゃう位のレベルでウザイ。
さっさと死ねばいいのに。
「なっはっは！真琴は面白いなぁ！」
なっはっは。響の心底嬉しいときの口癖。心底うぜー。
「……埋まればいいのに。」
「……若干リアルな表現が嫌…。あと、そのスコップ止めて。どっから出したんだ……」
若干、響が青ざめている。
ざまぁ。
「ふん。僕は何時でもお前を埋める準備は怠らない。」
「いや、ホント頼むから、其処は怠って？ね、目がマジなんだけど？
ウソだよね？冗談だよね？」
「まあ、事実は置いといて」
「事実だった！」
「入学式、楽しみだな。特に、生徒会からの挨拶」
「？ああ、骸君なら挨拶しないと思うぞ？ 」
「………really?」
「Yes.」
佐獏響。僕の幼馴染みでかなりの情報通。コイツの情報は正確でほぼ外れない。……ムカつく。
「うわ、マジかよ……。やる気なくした――。盛り下がる――」
「あはは。何時もながら、テンションの落差凄いねぇ。」
「あ、じゃあさ、生徒会室に行ってみるのは……」
「いや、骸君引きこもりだから。多分、旧校舎の生徒会室(旧校舎の鍵は一つだけ)にずーっと閉じこもってるぜ？」
↑因みにキチンと（・）を括弧・括弧閉じる、と発音してくれてます。(ｳｻﾞ)
「チ……ッ。じゃあ何処に行けば……」
と話していると。
不意に後ろから声が掛かる。
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