第一章 最後の名前

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黄色と緑色の炎が壁となり マイアという女性の手が燃えていた『…来たか…ハンナとヴィル』 と手の炎を振り捨てた。 「その子、私が貰いに来たの どうやら炎を 持ってるみたいだし」とハンナ。 私が炎?持ってないと思ったが 青色の炎が手にあった。 「うわっ…!!」って驚いたけど 熱くはなかった。 そして、頭の上から 「大丈夫…ちょっと眠らして もらうな。そして今から 君の名前はリデルだからね。」 と暖かい手が降り緑色の炎が まとった。 最後に聞いた父さんの声は 『希美は私が…』 語尾が聞こえない。 (なんで?…気が遠退いていく 死んじゃうのかな)
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