まさかの王道

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なぁ~んてね☆ ちょっとシリアス入ってみた♪ あっそう…← ま、それは置いといて…いきなりシリアスに入ったのには理由が…昔話入ります! "むかぁ~しむかぁし、あるところに父親と母親に虐待を受けていた3人の子供達がいました。" "3人の子供達は毎日のように殴られたり蹴られたり、時にはご飯を与えてもらえなかったり、寒い冬の日に家に入れてもらえなかったりと酷い仕打ちを受けていました。" "特に酷い仕打ちを受けていたのは末っ子の男の子でした。" "生まれた時から体が弱く、特に喉の病気を持っていたので毎日のように「せき」をしていました。" "それが気に障るのか、両親は男の子が「せき」をするたびに殴り、蹴り、時には火のついた煙草を腕に押し付けたりしました。" "そのせいで、男の子は次第と声を出す事をやめました。" "そして、「声を出す」という感情が「恐怖」にイコールされてしまい、声を出したら怒られる、殴られるんだと、思い込むようになり、男の子は以来、どんな酷いことをされても感情を出さないと…誓ったのでした。" ・
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