ことの始まり

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「伶ちゃーん!」 「なに?ねぇちゃん」 俺こと、織田伶夜(オダレイヤ)は部屋で腐ブックを鑑賞しながらウハウハしていると、いきなり 我が最愛(?)の姉であり最強のボスでもある 織田美夜(オダミヤ)が入ってきた… しかも笑顔すぎて怖いくらいな笑顔で… 「あんたももうすぐ高校生ね… 一夜(カズヤ)も高校三年になっちゃったし、私もとうとう大学を卒業する頃が来てしまったわね…」 (非常に嫌な予感がする…) こんな風にいきなりシリアスモードに入るねぇちゃんは めったにない… いつもは口を開けば腐トークのことしか出てこないのに。 そしてその嫌な予感はあたった。 「だから!!私に学園萌えを提供してほしいの!!!」 「は?」 ・
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