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なんとなんとなんと…
クソ会長が屋上で俺のガアラさんを持ちながらこっちを見ていた。
それから俺は屋上に全力疾走で向かった。
あのバ会長がぁぁあ…
バァァン!!
「早かったな」
会長は優雅にフェンスに背中を預けてガアラさんを振り回していた。
「はぁ…はぁ…返してくれませんか…」
「なら、さっきお前が泣いていた理由を教えろ」
「だから…会長様に会えて嬉しかったから…」
「そんな嘘が通じるとでも?」
あーめんどくせぇ…
「……昔のこと思い出していたからです…」
「昔?」
「答えたくないです。ガア…鍵を返してくれませんか」
もうキャラ崩壊とかどうでもいいや
早くガアラさん返しやがれ
「…なぜ答えたくないんだ?」
「……忘れたい事だからです」
「…………」
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