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「……よっかったぁぁぁぁ…」
心の底から思うね
だってあれには…
いや、やめておこうwww
「……お前が良くても俺は痛くてしかたないのだが…」
叔父さんが床で頭を押さえてしゃがんでいる。
「なにしてんだ?」
「伶夜がいきなり起きあがってきた…」
「完全に説明不足だね………あっ…あのー…蓮南さん?…じょっ…状況を…;」
俺は少し離れたところにいた蓮南さんに聞いてみた。
「伶夜様の頼みなら仕方ありませんね…そこの馬鹿…もとい理事長は貴方が気絶した後、ソファーに運びしばらく介抱をしていた…しかし、突然うなされだした伶夜様を見て起こそうと思い、顔を近付けた瞬間に伶夜様が奇声を発しながら起きあがってきた。そして必然的に理事長は伶夜様の頭突きを食らい、今に到と…。以上です。何かご質問は?(ニコ」
「あっ…いえ…十分わかりやすくてとても良かったです…;」
詳細がめちゃくちゃ細かすぎて逆にすげぇ…
蓮南さん、こんなとこで秘書するよりもGSIに入ったら?
「…伶夜…痛い…」
「ぅ…え?…あー…ごめんなさい…」
まー、一応俺が悪いしね?
「…伶夜……ギュってしてもいいか…?…それで許すから…てか、させてくれないと許さない…」
「…どこぞの駄々っ子か…ってあれ?前俺も言われたような…まいっか……はいはい、ギューでもハグでもなんでもいいですよ…はい」
そう、軽い気持ちで手を広げた俺。
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