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「はぁ…はぁ…はぁ…も…む、りぃ…」
「大丈夫だ。まだいける」
「だっ、て…っ!!…ふぅ…はぁ…」
「……ほら…」
ガシッ
「ぅにぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!」
ガッシャーン!!…
おはようございます
伶夜です。
朝からいかがわしい事を!?
と、思う方もいると思いますが。
誤解です。
俺はただ、昨日サボった代償に裂南を自転車の後ろに乗せて学校への長い道のりを旅しているところなのです。
でも、もう疲れたよ…ハドラッシ…
もう、休んでも…
「言い訳ねぇだろ?早く自転車起こして行くぞ。」
「って、自転車倒したの…じゃなくて、倒させたの裂南じゃねーか!!」
「腰掴んだだけで転かす伶夜が悪い」
そうなのです
さっきのいかがわしい会話(あ、言っちゃった)は俺が疲れて疲れて死にそうになってる状態の時に、いきなり人の腰を鷲掴みにしやがったからびっくりして転けちまったのです。
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