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「早くしろ」
「もー、無理だよ。足が動かねーよ。全然駄目だよ。終わりだよ。頭が動くのを拒否してるよ」
「なら、動かすか?」
そう言ってズボンのベルトとチャックを取る裂南様…
「ごめんなさい今すぐこぎます。」
怖くて疲れが吹っ飛んだ。
「つっ…ついた…」
「遅刻ギリギリだな…」
ほっとけよ…
自転車を置いて、裂南と教室に向かう。
「伶夜様ぁ~おはようございますぅ~」
「あぁ、おはよぅ~子猫ちゃ~ん」
「伶夜様…あの、どうして今日は裂南様と一緒に…」
「あぁ~それはぁ~」
「実は伶夜とは恋人同士なんだ」
「違うからねぇ~只の友達だよぉ~」
目線で…
伶(ふざけんじゃねぇ~裂南いい加減にしろ~勝手に恋人同士にするな~)
裂(いいだろ別に。俺とアンナコトやコンナコトをしたんだから…)
伶(誤解は止めようね~ふざけんなよ~)
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