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そしてお盆休みが始まって…
愛ちゃん「いーい!くれぐれも、バレないようにね。女は根性よ!」
麻子(そんなこと言ったって…)
なんと意外にも開店して早々、麻子の出番がやってきてしまった。
お客さんは女性1人。年齢は20代だろう…
麻子「失礼します。ユタカです!ヨロシクな!」
イズミ(またその名前かよ…)
隣の客を接客していたイズミは気になってしかたない。
女「…マヤです。」
麻子「マヤちゃんかぁ。なんか元気ないね。どうしたの?」
マヤ「…」
マヤは下を向いている。
麻子「無理に言わなくてイイよ。もし言いたくなったらいつでも、あた…俺が聞くから!」
麻子(アブねぃ!なんか面倒な客にあたっちゃったよ…)
マヤ「ううん、今日は誰かに打ち明けてスッキリしなきゃと思ってたから…」
それからマヤは40分ほど話した。どうやら最近、彼にフラレたらしい。
麻子はよくある話ねと思ったが、(お金をもらうために)一生懸命聞いた。
イズミ(なんか珍しく麻子がイイ仕事してる。)
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