日常会話01―A

2/4
前へ
/84ページ
次へ
ティオ「入るぞー」 エステル「お邪魔しまーす」 ソウヤ「邪魔すんな入んな」 エステル「ツレナイコトイウナッテ!」 ティオ「ほれ、手土産じゃ」 ソウヤ「そうか……お前の心のこもった手土産は冷やしカレードリンクなんだな?」 ティオ「何を不満そうな顔をしておる。なかなかに美味と噂なのを知らんのか?」 ソウヤ「噂ってお前は飲んでないのかよ」 エステル「うわぁ……スルーされた。スルーされたよぉうわぁ」 ソウヤ「いちいち反応してたらキリがねぇだ……わかった。俺が悪かった事は認めるから手に持った植木鉢を下ろせ」 ティオ「頭に、と言う言葉を付け忘れておるぞ」 ソウヤ「殺す気か?フツーに床だよ!」 エステル「ソーダ先輩ユーモアが足りないよ?」 ソウヤ「お前に足りねぇのは記憶力で、テメェら二人に足りねぇのは常識だよ」 ティオ「そろそろ強化パーツにも出るんじゃないかのう……『常識』とか『思い遣り』とか『可能性』とか」 エステル「そんなのが出始めたら世も末だね」 ソウヤ「なんだ…お前にも常識が―」 エステル「ボケ担当にとっては」 ソウヤ「俺の感動を利子付けて返しやがれ」 ティオ「マイナス1260fcになるのう」 ソウヤ「払うのか?俺が払うのか?払わねぇよ!」 エステル「カレー飲んでカプサイシン摂りなよ」 ソウヤ「突っ込みどころが多すぎて……最早どうだって良い……」 エステル「ありゃ……今日はホントにノリ悪いね?」 ソウヤ「人員借り出しだ。B部隊の手伝いだとよ」 ティオ「B部隊?聞いたこともないのう」 ソウヤ「夜間の任務だからな、体内時計修理中だ」
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加