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ティオ「で、儂らに話が回ってこないのは何故じゃ?」
エステル「そりゃ優秀すぎて畏れ多い」
ソウヤ「んなワケねぇだろ。寝言は寝て言え」
エステル「でもそれ以外の理由が…」
ソウヤ「あるだろ。それこそ、わんさかとな!」
ティオ「ワン坂?どこの坂の事じゃ?」
エステル「犬もなかなか居ないのに散歩道だけあるの?」
ソウヤ「そうやって話を脱線させる事とか」
エステル「いや待てよ?王阪(ワンサカ)とかでアジア系の人の名前かも」
ティオ「オ- サダハルみたいなものじゃな、うむ」
ソウヤ「本題に帰ってこない事とかだろ」
ティオ「しかたない本題に戻ってやるかのう……ところで何の話をしてたんじゃったかが思い出せん」
エステル「えーと……冷やしハバネロソースをイッキ飲み?だった」
ソウヤ「捏造すんな。そんな話はしてねぇよ。お前らの問題言動の話だよ」
ティオ「小うるさいのう。貴様は姑か」
ソウヤ「性転換!?あといきなり貴様とかやめろ」
エステル「小うるさいはスルー?」
ソウヤ「……まぁ、そう思われても仕方ねぇんじゃねぇの?俺の方が年下だしよ」
「「……」」
ソウヤ「でも年下だけどお前らの先輩で、お前らのお守りを命じられてっから、小うるさいだろうけど言ってんだ―――もう少し手のかからない真人間になれ、と」
エステル「なんという……酷いオチだ」
ティオ「真面目モードかと思いきやコレか」
ソウヤ「真面目なんざ俺から縁遠い言葉ランキングのトップ3にランクインするだろ」
ティオ「ま、しょうがない。今日のところは退いてやるわい」
エステル「次は冷やしカレードリンクで済むと思うなよー」
ソウヤ「なんだその捨て台詞。雑魚キャラか」
ティオ「夜間、と言ったか?昼間とは勝手が違うじゃろう。くれぐれも油断するでないぞ」
ソウヤ「心配ねぇよ。心得はある」
エステル「――それが彼の最後の言葉だった!」
ソウヤ「縁起でもねぇこと言ってないで出てけ」
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