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ユイ「同じ番組を中継ぎする時ってあるじゃん?それの中心になる局、親局の事だよ」
リナ「どーでも良いこと拾わないで下さい」
エステル「ユイ先輩、早いなぁ……流石だ」
ティオ「これ胡散、突っ立ってないで茶でも入れてくるぐらい気が回せんのか?がぁるずとぉくに飲み物は必須じゃろう?」
ユイ「ついでにアイス買ってきてー」
キース「……ハイハイ」
ティオ「そういえば三人とも、1ヶ月くらい姿を見せんで、一体どうしたのじゃ?」
ユイ「あぁ、所轄って言うか担当が変わってさぁ。まぁ、本部には居たんだよ?」
エステル「あれ?いつもは四人だよね?えっとあのワンコ君、今日も居ないよね?」
リナ「あぁ、彼なら酔狂にも南国の島でサバイバル生活を送ってるわ。電気とかのライフラインも自分で整えて……たしか通信回線も確立してたわね。一体どうやったんだか」
ユイ「そっちもソウヤ君はどうした?体調不良?」
ティオ「あー、ソウヤは自室で寝ておる……ハズじゃな。何でも夜間任務に駆り出されるから体内時計を合わせるとか言っておった」
ユイ「ふーん?別にそんな気負うような内容じゃないんだけどなー?ちょーっと人手が要る任務なだけで全然危なくないよ?」
エステル「んっと……ユイ先輩の言い方だと夜間の話、最初から知ってるように聞こえるんだけど……」
ユイ「知ってるよ~……と言うか張本人?アタシがソウヤ君を借りましたー」
ティオ「じゃが、あやつはB部隊と言っておったぞ?ユイは確か第04部隊じゃろ?」
ユイ「言ったでしょ?担当が変わったって。夜間専門討伐部隊、それがアタシたち第13部隊なのさ!」
リナ「補足するとおそらくB部隊というのは要請書類の書式の問題だと思いますよ。きっと数字の字間が狭くて13がBに見えたんですね」
エステル「なるほどー」
ユイ「ま、本部長もお試し期間だって言ってたからね、それなりの数字出さないとねー。作って1ヶ月で無くなりました、じゃ格好付かないじゃん?」
ティオ「そうか、正式に設立されると良いのう。応援するぞ」
エステル「そうだねー。ならドンドンソウヤ先輩を使ってね。ボロボロのくたくたにさせても良いよ」
ソウヤ「待て、お前に一体なんの権限があってそんなこと言ってんだ?」
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