日常会話01―B

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ユイ「アレ?寝てたんじゃないの?」 ソウヤ「そこのバカ二人がとんでもねぇ差し入れをくれたせいで眠気がどっかいっちまった」 キース「皆さんお待たせしましたー……って何でソウヤがここに居るんだ?」 ソウヤ「あぁ、ありがと、もう帰って良いぞ」 キース「お前のは無い」 ソウヤ「子供相手にキレんじゃねぇよ。大人気ねぇな」 キース「…………」 ソウヤ「…………」 ユイ「いけーソウヤ君!コテンパンにやっちまえー!」 ソウヤ「俺が言うのも何だけど、そこは自分トコのを応援してやれよ。……お前も隅でいじけんな、見苦しい」 リナ「ソウヤくんはどうしてエントランスまで来たんです?」 エステル「眠気がどこか行っても部屋に籠ってそうなのに」 ソウヤ「人を引き籠りみたいに言うんじゃねぇよ。丁度ヤマキから通信が来たんだよ『隊長にターミナルを確認してほしい』って泣きながら言ってたぞアイツ」 ユイ「あー……そーいや忙しくてターミナルかなり放置してたなぁ……」 ソウヤ「『何回メールを送っても返事1つ返ってこないから見捨てられたかもしれない』って喚いてたぞ」 リナ「……容易に想像ができますね……。と言うか1日1回くらいターミナル開きません?どれだけズボラなのかを自ら物語ってますよ」 ユイ「うーん……でもアニメは全部別の機材へ転送してあるから、開く必要ないんだよね」 ティオ「相変わらず趣味には全力投球じゃな、清々しいほどに」 ソウヤ「むしろ痛々しいぐらいだ。まぁ用事は済んだし、俺帰るわ」 ユイ「ちゃんと集合時間には来なさいよー?……んじゃ四人でアタシの部屋でアニメ見よっか」 リナ「良いですけど今度は面白いのを希望です。熱血とかタイプじゃないんで」 ティオ「万人受けするものを頼むぞ。あと途中から見ても理解の出来るヤツじゃな。このあいだのように、いきなり最終回を見せられても話についていけんからの」 エステル「ムー〇ン見ようじぇ、ム〇ミン」 キース「……ハッ!?あれ?皆はドコに……?」
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