17人が本棚に入れています
本棚に追加
/84ページ
―エントランス―
ウィンド「以上で話は終わるが…ソウヤ、お前が一番遅かったなんてどうしたんだ?」
ソウヤ「スンマセン……色々有ったんスよ。色々」
ティオ&エステル「……(サッ」
ソウヤ「目ぇ逸らすなよオイ」
ウィンド「で、ソウヤ。お前は少し残れ。俺と楽しいお話をしようか」
ソウヤ「……何で…いや、俺だけですか?」
ウィンド「あの二人に遅刻した理由を訊ねたら――」
エステル「ソウヤ先輩に部屋に連れ込まれました」
ティオ「『俺とお茶しないか?』と言われてのう」
ウィンド「――って」
ソウヤ「はぁ!?テメェらよくもいけしゃあしゃあと!!」
エステル「たいちょー!ソウヤ先輩が『ネタバレット狂』って言ってましたー!」
ティオ「あと誤射されると殺意沸くって言っておったぞ!」
ウィンド「そうかそうか。こりゃ楽しいお話が長くなりそうだ。なぁソウヤ?」
ソウヤ「なッ!?……今日、仏滅だろ」
ティオ「いや、友引じゃな」
その後、誤解を解くのに二時間は要した。
最初のコメントを投稿しよう!