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「俺たちも戻ろうか?」
幸が俺の髪をわしゃわしゃ撫でながら問いかけてくる。
それに俺は頷き、ふとこれからのことを考えた。
「そろそろ親衛隊が動き出すねぇ~」
「そうだね。朔のところは大丈夫だろうけど」
「幸の親衛隊だもん、皆優秀だよぉ?」
幸の親衛隊はいい子ばっかだから。
さてと、生徒会親衛隊会議ひらかないとな。
少し憂鬱な気分になりながら俺は幸と教室に戻った。
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