冥界の憂鬱

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シルビアリス・ヴィンセント・グロード 通称『シルビー』 悪魔の中でも上級な物で火を扱う(基本)女形の悪魔である そんな彼女のご主人は 墓場の神アヌビス 死者の神シリウス である しかし冥界を仕切るNo.1とNo.2にも苦手な物があった それがシルビーの女好きだ……… 「だ・か・ら!ちょっと位良いじゃないですか!」 「だ・か・ら!お前の場合ちょっとじゃすまんだろ!」 「おやおや。またシルビアリスとアヌビスの口論かい?今日はまたどうして」 「…シルビーが天界に行きたいと申してるみたいです」 「テメェまた天界で女引っ掛けてくるつもりだろ!いい加減にしろよ!お前が天界で天使の純潔を奪う度に一騒動起きてんだからな!」 「初な天使ちゃん達に愛の行為を教えてるだけじゃない! 女同士でも出来るって解釈もいれて」 「それがイケないっつってんだろーが!! テメェのせいで天界にレズが増えてんだよ!やるんなら男になってやれ!」 「そういう問題じゃないですよー」 「男姿なんて嫌ですよ! 女同士で出来ると解らせるもやっぱり恥ずかしい…的ないじらしさがアタシのサド心を刺激するのよ!」 「知るかんなもーん!!」 「…まぁ結局いつも通りって事です。私はちゃんと仕事はこなしました」 「んーそれは今後記憶しなくていいよトト」 終わりましょう
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