第弐幕 鬼柴田とお市の方
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一瞬の一振りで、城の天守閣が爆発を起こした、 「……ようやく終わりか」 城の門に、尼子軍の兵の死体の一帯に座る蘭丸が呟いた 「それでも朝倉ほどじゃないや」 やれやれとまた呟いて、まだ生きていた兵の頭を撃ち抜き、 兵は二度と動かなくなった。
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