私の彼

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おしゃべりが弾み始めたところで、 オムライスが運ばれてきた ふわふわの卵にデミグラスソースがかかっているオムライス 「いただきます」 そのオムライスを一口食べると、 「美味しい!!」 玉子に包まれているチキンライスもデミグラスソースも、絶妙なバランスで口に広がる 「美味しいだろ?」 「うん。想像以上だよ」 スプーンを持つ手が止まる事なく私はオムライスを完食した 大盛りのオムライスをすでに食べ終えた冬季くんは、食後のコーヒーを飲んでいた 「美味しそうに食べてたね。連れて来て良かったよ」 「こちらこそ良い店に出会えて良かったです。ありがとうございました」 お礼を言うと、ニコッと笑う冬季くん 私はこの笑顔に… 胸がキュンってなってしまった
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