私の彼

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駐車場に車を止めて、二人で砂浜を歩いた 冷たい潮風が吹いて、少し頬が冷たい 良く晴れた空にキラキラと輝く海 大きな流木に二人で腰をかけて 寄せては打ち返す波を静かに見ていた なんでこんなに海は、穏やかな気持ちにさせてくれるんだろ 「寒くない? 」 私の手を取ると、冷えてるからと冬季くんは私の両手を持って、大きな手で包み込んでくれた 温める手に… その冬季くんの優しさに 温まる心…
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