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「ねえ、実花ちゃん。
俺と付き合わない?」
……え?
いきなりの告白に戸惑う私
まだ三回しか会ったことのない冬季くん…
気になる存在ではあるが…
まだ好きとか分からない
波の音がザブーンと遠くに聞こえる
「付き合ってからでもいいから…俺の事好きになって」
握られた手がギュッと強くなる
「はい」
私はその言葉に迷わず返事をしていた
そして、嬉しそうに笑った冬季くんと笑いあった
それが私と冬季くんの付き合った記念日
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