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近づく駅。
優柔不断な性格にはどうすればいいかよくわかってる
居酒屋で朝までいたい
何回もおねだりした
悩む君
甘い言葉を次々並べる私
恥ずかしいけど君といたかった
いいよ
唇を噛みながら言った一言嬉しさに思わず声がでた
それが聞ければ良かった
まだ一緒にいたい、って思ってくれてることだから。
帰ろう
私は言った
池袋に戻る私たち
泣きそうだった
握りしめた手
電車の中
幸せを噛みしめる私を覗いて携帯をいじる君
何度も鳴る私の携帯はおかあさんからの連絡
それでも携帯を開きたくなかった
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