1月4日

9/19
前へ
/19ページ
次へ
レストランをでても何をみるわけでもなくグルグル 自然と外に出る 風の強い砂浜 周りは恋人だらけ なんとなく人気のないベンチにたどり着く 寒い そう言って君は私を抱き寄せた 高鳴る胸は私だけかな? 震える君 平然とした私 自然と近づいた顔 横を向いたら触れるのかな 触れたい だけど真っ直ぐ前を向いてビルの光を見た 光り輝くレインボーブリッジ 聞こえる波の音 反対側の端に座るカップル抱き合う2人 恥ずかしくて波打ち際に足を進める私たち。 砂のせいで同じになる目線ふいに君は私を抱きしめた 寒い。 そう言いながら。 かろうじて見える星空 足下で打つ波。 優しく私の顎に添えられた手 私たちは唇を重ねた 柔らかかくそっと触れる君の唇。 私の大好きな優しいキス 照れて君から顔を背けた 本当は幸せで涙が溢れてた 泣いてるの?と君は聞く うるさいと私。 君に私の気持ちはわからない だけど口には出せないこの気持ち この気持ちは私だけだから。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加